「なんで⁉」よく聞いてしまいますよね
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株式会社チアビズです。
「なんでこんなことしたの!」
「なんでできないの!」
「なんで早く食べないの!」
気がついたら、ずいぶん使っていませんか?「なんで⁉」という言葉。
それも「?」ではなく「⁉」です。
かなり強い口調で。
子どもはどう答えたらよいか???
多くの子は「だってえー」
するとママは「だってじゃありません!」
子どもだけではありません。
ある研修会で、この話をして、その中では若手の青年に
「上司に『なんで…!』と言われたら、頭の中で何考えますか?」と尋ねると
「『だって・・・』という言葉が浮かんできます。そしてなんと答えたら上司が許してくれるか、色々考えます」
と答えてくれ、うなずく人も多くいました。
そうです。
「なんで」と言われたら、必死に言い訳を考えるのです。
実はその時、大事なことが抜けているのです。
子どもに戻ると、「だって…、○○ちゃんが」と必死に言い訳を考え、ときに人のせいにするのですが、それはそれでママの逆鱗に触れ
「人のせいにするんじゃありません!」とよけい怒られてしまいます。
ママは「なんで⁉」といいながら、答えた内容で納得はしません、だまされもしません。
そして決定的なこととは、ママが「~してほしい」「こんなことしないでほしい」「やってほしい」「早く食べてほしい」といいたいことが「なんで⁉」と聞くことで、子どもの頭に入っていないのです。
もう一度大人の世界に戻って、ある管理職の研修会です。「なんで」は効果がないというお話をした後
「でもあれだけ説明をしたにも関わらず、できない社員に聞きたいです『なんで⁉』と」
そうです。「なんで⁉」は「?」ではなく単純に「!」なのです。
質問しているようで、実は怒りを表しているので、回答を求めているのではないのです。
「なんで⁉」はママが余計腹が立つだけではありません。
もし、子どもが答えた内容を、変に納得すると
「だってえー○○ちゃんが」と人のせいしたら、この局面を乗り越えられるぞ、と思ったり
場合によってはうそをつくことを覚えさせることにもなりかねません。
「じゃあどう言えばいいのですか?」と先日ママから質問されました。
それは「次からどうすればいいかな?」です。
過去のことを何度言ってもやり直しはできません。
それより未来を考える。同じことを次も繰り返さないために「次はどうする?」と尋ねるのです。
そのほうが、ママがイライラしたり、子どもに嘘をつくことを覚えさせるよりいいですね。
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